ノートのルール5巻編

5巻発売でノートの新たなルールが追加されたので
それについてのツッコミをしたいと思います。

死神は無闇に人間界に居てはならない。
人間界に居てもよい条件は、
 I. 自分が所持していたノートを人間に持たせている時。
 II. ノートを渡す人間を物色するのは、本来、死神界からするべきではあるが、
   82時間以内であれば、人間界に居て物色しても構わない。
 III.人間を殺す目的でより深くその個人を観察する場合も、
   82時間以内でその人間に憑いていれば人間界に居てもよい。

…82時間ということは、3日と10時間。
第三のキラがレムから受け取ったノートで
犯罪者裁きを始めたのが、夜神親子監禁から15日目。
この時間の差はどう考えればいいんでしょうか。

1:月からノートを返されて82時間以内に第三のキラにノートを渡したが、
  名前を書く人間の死の時間が2週間後以降になるよう指示を出した。
2:レムは一度死神界に戻ってノートを渡すのに適した人間を物色していた。
3:殺す目的で(ひそかにノートを渡す人間を探しつつ)人間に憑き、
  乗り換え乗り換え15日間かかった。

1は月がレムに”最低でも2週間はあけるように”などという指示を出したことが
(今のところ)描かれていないうえ、早く弥を開放させたいレムにとっても
2週間あける意味もメリットもないので、却下。

2は死神界から見下ろして、ノートを渡す細かい条件を満たす人間を
選ぶことができるのかが疑問なところ。

3は”ノートを渡す人間を物色する時間”と”殺す人間を観察する時間”を
どの程度明確に区別すべきなのか不明。
でも3つの中では一番ありそうかなと思えます。

そしてレム以上にこのルール上気になるのがリューク
人間界の物になったノートは埋められていて勝手に掘り出せないばかりか
人間に持たせることもできていない状態。
となるとリュークは現在死神界に戻っているのか、
はたまた約3日ごとに(殺す対象として)憑く人間を変えているのか。
そうだとすると”無闇に人間界に居”ることにならないのかどうか(笑)

まあでもこのルールがあると、第三・第四の死神が降りてきて
月たちにちょっかいを出したり、ということが簡単にはできないってことになりますね。


死神は人間にデスノートを直接渡す場合、
人間界単位で満6歳に満たない人間にノートを渡してはならない。

満6歳未満の人間に渡してはならないが、
人間界に落とし人間界のものになったノートは、
何歳の人間に使われようとその効力は同じである。

…死神界による妙な道徳です(笑)
所有者でなくてもノートは使えるのだから
拾われた場合は幼児でも問題ないというのはわかりますが
6歳未満に渡しちゃダメ、というのは何故でしょう。
6歳未満だとそもそも文字が書けないから?(笑)
書けたとしても自分の名前くらいでしょうから、
幼児に渡したらまっさきに自分を殺しそうですね。もしくは両親(^_^;


事故死とだけ書き死の状況を書かない場合は、
そこから6分40秒以後、最短で不自然でない事故に遭い、死亡する。

…これはまあ、そうでしょうね。
でもよくよく考えてみると、もし対象者が自宅で寝ていたりしたら
翌日まで持ち越されたりするのでしょうか。
あ、でも事故って別に交通事故に限るわけじゃありませんね。
デスノートの作中では今まで事故=交通事故になってましたけど。


事故死の死の状況は、たとえその時死亡する人間が
名前を書かれた者だけであっても、
人間界の環境に多大な影響を与えその事で後に
死者が出るような物は「人を巻き込む」事になる為、心臓麻痺となる。

…”人間界の環境に多大な影響を与え”る事故…?
原発事故とか生物化学兵器研究所などの事故とか??
確かにその場で死ぬのが対象者だけだったとしても
その後に死者が出そうです。
へー………。


デスノートに病死と書き、病名と時間を指定した場合、
その病気の進行に必要なだけの時間指定がされておらず無理が生じると、
書き終えてから40秒後に心臓麻痺となる。

書き終えた瞬間に判断されるわけですか。すごい仕組みだ(笑)


病死と書いた場合、病名を書かず時間指定をすれば、
その時間通りに適した病気で死ぬ。
ただし、デスノートで操れる死の時間は人間界単位で23日間以内である。

すごい。
23日以内で死亡するのに適した病気を勝手に選んでくれるなんて(笑)
でも他の死者を出さないことを何故か徹底しているデスノートなので
病死でも恐らく接触・飛沫・空気感染するような伝染病はないでしょうね。
(あ、感染力の強い伝染病指定した場合も心臓麻痺になるんでしょうか?)
となると結構限られてくるような…?そうでもないか。


病死とし、病名は書き死の時間指定をしない場合、
その病気で死ぬのに24日間以上かかる時は、
「死の時間を操れるのは23日間」は適用されず、
その病気で死ぬのに適した時に死ぬ。

上記の場合でも、死因や死の状況等を書き直せるのは6分40秒以内であり、
どんなに先の死であろうとその時間を動かすことはできない。

おお〜!これは新事実!!
死亡するまでに23日以上かかる病気を指定しておけば”23日間”ルールはなし。
この場合、たとえば、え〜と…(む、難しいな)…
日本では現在発症例がほぼ50年間ない狂犬病(潜伏期間平均30日)と書いたとして
その他に条件(犯罪者を捕まえることなく、とか)を書いていた場合は
その条件もずーっと適応されるのでしょうかね?
そうだとするなら、これはかなり”大きい”ルールだと思います。


人間界単位で124歳以上の人間をデスノートで殺す事はできない。

…(笑)


残りの寿命が人間界単位で12分以下の人間はデスノートで殺す事はできない。

デスノートで殺すことはできない”ってことはつまり
デスノートで操ることもできないということですね。
寿命があと12分…何か今後関わってきたりするのでしょうか。


死神と眼球の取引をし、その目で見える人間の寿命は
人間界にあるデスノートに関わっていない人間界での本来の寿命である。

…このことは死神の目が登場した時からわかってましたし。


また、死神の目で見ることのできる人間の名前は
「その人間を殺すのに必要な名前」であり、
たとえ戸籍等に名前がなくとも殺すのに必要な名前は見える。

名前の条件に関する考察で挙げた疑問を力技でもっていかれました(笑)
”殺すのに必要な名前”か…。
なんて(作者にとって)便利な条件だ!(笑)


デスノートは、いくら名前を書いてもページがなくならない。

へ〜。読切りでは死神が新しいノートをくれるとかなんとかでしたよね。
これ、どうなってるのかな〜と疑問に思ってたので、すっきり。
1ページ減ると1ページ増えるのでしょうかね。
名前を書いたらすぐに燃やして破棄して証拠隠滅、が可能ですね。

でももし使ったページも破ったりしなかったら、
どんどんページが増えていくのでしょうか??
それはそれで問題が…(笑)
ページ数は増えても見た目の厚みは常に変わらなかったりするんでしょうか。